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タクシーの新しいサービスが生活を変える?

附中60周年の式典において、同窓生でもある国際基督教大学の八田達夫教授の記念講演がありました。その中での話を少し紹介します。
 まだ飛行機が無かった頃は、北九州市は本州から一番近い位置にあることで、九州一の都市であった。北九州工業地帯としても発展し、人口的にも北九州が百万、福岡市が50万人という時代でもあった。ところが、飛行機が登場し福岡に空港ができたことで、その立場が逆転することになる。福岡市が県庁所在地だから発展したということではない。それは山口県をみても必ずしも県庁が発展しないことがわかる。
 かつて燃料が石炭から石油に転換したことによって、かつての石炭都市が大きく衰退したのと同じように、交通の転換によっても都市の栄枯盛衰地図が塗り替えられることになる。大阪が衰退したのも、飛行機なら大阪を飛び越えて東京に行ってもあまり変わらないからである。鉄道しかない時代は西日本の中心としての大阪が必要であったが、今では東京集中で十分であり、東京本社のみで足りてしまうのからである。
 北九州の将来を考えた場合、北九州空港をどう生かしていくかが大きなポイントで、小倉からの軌道系のアクセスが必要だということでした。
 交通はあくまでも手段であって、それ自体が目的にはならないので、需要の開拓は難しいなって思ってました。しかし、この講演を聞いて、交通が人の生活を変え、都市をも変えていくんだと考えると、もうちょっとがんばってみようと思った次第です。

Posted by さだ at 2006年11月18日 23:13 │Comments(0) | TrackBacks (0)
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