介護タクシーの理念は素晴らしいが・・
昨日のテレビで、東京での会社を早期退職して故郷の鹿児島に移り住んで、介護タクシーを始めた人の様子が放映されていました。介護タクシーと言っても、許可の種類として2つ存在することは一般の方にはわからないでしょう。ひとつは、昔からタクシーを営業している会社が訪問介護事業も始めて移送サービスを行っているパターン。もうひとつは、要介護者や障害者の方のみを対象にするという条件付きで、新たに運送の許可を取得して始めたパターン。
上記の事例は後者のパターンで、車椅子専用車両1台で許可を取ったものです。テレビによると、NPO法人も取得したようで、これは訪問介護事業所が法人でなければできないからだと思われます。
個人タクシーと何が違うのかと思う方もいるでしょうね(そこまで深く考えるのは知って方でしょうね)。個人タクシーになるための要件は、詳しくは述べませんが、10年以上の経験とか、3年以上無事故無違反とかいろいろありまして、一般から簡単になれるものではありません。昔は、いつかは個人タクシーになるのを目標にして、タクシー会社に我慢して勤めていた方も多数いました。
ところが、この福祉輸送許可は、それほど大きな障害も無く取得することができます。ですから、全国的には冒頭での事例のような方がかなり増えています。ただし、テレビでも嘆いてましたが「自分の給料はありません」というくらいに、簡単にはいきません。「故郷に恩返しをしたい」という気持ちだけは素晴らしいのですが、自分の生活は困難でしょう。
福祉移送については、必ず「社会的なコスト負担」が必要な分野です。医療費と同等に考えていくべきものと思います。
Posted by さだ at 2006年11月29日 17:33 │Comments(0)
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