障害者割引に関するニュースに対して
障害者手帳の提示により、タクシー運賃を1割引きするという制度があります。この制度の導入当初は、「割引申込書」なる用紙に利用者が氏名等を記入し運転手に提出して割引を適用していました。ところが、「手帳の提示のみでどうにかならないか」ということで、現在の運用になっています。
本当は、「提示」のみでいいのですが、タクシー会社の運用上、乗務員が提示された手帳を確認し手帳番号を記入するようにしている会社が多いと思います。それは、会社の立場では「何の証拠もない」からです。
会社の立場を説明します。タクシーは通常「歩合給」になっていて、売上に対する半分程度が乗務員の給料になります。乗務員は、タクシーのメーター売上から、チケット等での未収や割引分を引いて、会社に納金します。障害者割引も運賃が4000円なら1割の400円が割引になるわけで、その分は会社に納めなくて済みます(本当に割引していたら当然ですが)。ただ、誰でも「少しくらいわからないだろう」と思って、「割引したことにする」場合も考えられます。「社員を信じないのか」と言われそうですが、私でもそれくらい考えると思うからです。
下記のようなニュースがありまして、恐らく「手帳番号や氏名を記入するのは個人情報保護に反する」ということだと思いますが、上記の事情を考えると大変厳しいことです。何かカードで読み取れるようなものでもあればいいのですが・・
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関東管区行政評価局(さいたま市)は3日、関東運輸局に対し、タクシー運賃の障害者割引制度の適正な運用と個人情報保護の徹底を5日に求めると発表した。
同局によると、障害者手帳の提示のみで割引(1割)されるタクシー運賃割引制度について今春、管内の障害者からタクシー乗務員が手帳番号や氏名を記録している-などの相談があった。
このため、東京、埼玉、千葉、神奈川など8都県を管轄する関東運輸局に対し、障害者手帳の分かりやすい提示方法や個人情報保護のガイドライン順守の徹底などを業界に指導するよう求めることになった。
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Posted by さだ at 2007年09月04日 16:40 │Comments(0)
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