飾り餅の最低賃金が上がる
10月からの最低賃金の改定額がほぼ出揃いました。
最低賃金の審議の流れは、国の中央最低賃金審議会(労使の委員で構成)が、全国的な整合性を図るために、「目安」を地方最低賃金審議会へ提示します。その後、各県毎に地方最低賃金審議会が議論し答申します。早い県では、8月下旬には答申が出されていましたが、全国的に出揃ったということで新聞に掲載されていました。
「目安」の段階では、各都道府県がA~Dまでの4つのランクに分けられ、
Aランク:19円、Bランク:14円、Cランク9~10円、Dランク:6~7円という目安となっていました。ほぼ決定値と言っていい、今回の答申では、全ての都道府県でこの「目安」を下回る所はありませんでした。審議会では、恐らく最初から「目安は最低ライン」という雰囲気で会議が始まったと想像されます。
Dランクの中では、7円が6県、8円が8県、9円が2県と「うちの県はCランクに入るぞ」と言わんばかりの県(青森、岩手)がありました。Aランクの中では、東京と愛知が目安以上の20円を選択しています。地元福岡は、Cランクですが山口県など他の5県とともに目安以上の11円を選択しています。
平成14年~16年までの3年間は「ほぼゼロ回答」だった中央最低賃金審議会。平成17、18年は2~4円で、今年はいきなり6円~19円。「賃金を上げたい」という願いはわかるが、経済実態の裏付けのない引き上げは、どこかでひずみがくるような気がします。
何度も言いますが、最低賃金上げるなら介護報酬も上げてください、舛添厚生労働大臣殿。
Posted by さだ at 2007年09月09日 18:28 │Comments(0)
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