大分と長崎のタクシー値上げの違い
4月に大分県のタクシー運賃の値上げが認可されてから、全国的に値上げの認可がストップされていましたが、長崎が8月に公示され先日の14日から値上げが行われました。
大分と長崎は、運賃の値上げ方法が違います。
・大分:初乗り1.5km560円 → 1.5km620円(距離が同じで運賃が上がっている)
・長崎:初乗り1.5km560円 → 1.0km500円(距離を短縮して、金額も低下している)
当初は、大分も長崎と同様の申請を行いましたが、ある大手のタクシー会社の反対にあって、従来型の改定を行うことになりました。改定率(値上げ率)は、大分、長崎とも11%弱でありほぼ一緒です。
今回の運賃改訂では、全国的に上記のような2種類の改定があるので、どちらの選択が効果があるのかとても興味があります。
従来通りの単純な値上げがいいのか、初乗りの距離を短縮して安めに設定した初めての試みが成功するのか。業界内では、距離を短縮するやり方に対して「消費者を騙すようなやり方はいかん」という批判をいう人もいます。こういった批判を唱えるかたは、私のイメージでは、非常に保守的で融通性のない人です。新しいサービスにも批判的な方です。
私は、「どんな値上げ方法がお客様に受け入れられるのか」研究していくことは必要だと思っています。長崎のやり方にぜひ成功して欲しいと思っています。
大分では、11%の値上げに対して、最近の乗客数の自然減が数%、値上げによる乗客減が数%で、3%くらいは増収になっていると分析していました。「少しでも増収になればいい」という考え方には私は反対で、「それなら5%くらいの値上げで、3%くらいの増収の方がいい」と思います。最小限の値上げで、乗客減にならないような値上げの方が望ましいことだと思うからです。
Posted by さだ at 2007年09月16日 22:11 │Comments(0)
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