最近の憂鬱と囚人のジレンマ
運賃を上げることになった3日から、悩みの日々が続いています。タクシー業界としては、今の燃料代高騰でどうやっても人件費を下げていかないとやっていけない筈で、航空業界とまさに同様に値上げに踏み切ったのですが、それを横目に値上げをせずに漁夫の利のように増収を狙う会社が出てくる。そうなると、一般のお客様は値上げしない会社に味方をしたくなり、そもそも会社の再建をしたいと思って値上げした会社が苦しくなってしまう。
ということは、お客様の理解が得られない限り、どこまでいっても値上げはできないということになる。そのまま我慢する限り、従業員も会社も消えてしまうことになるだろう。
これは、以前ゲーム理論で説明した「囚人のジレンマ」に陥ってしまうことになります。2人組みで泥棒をして捕まった囚人がいて、証拠が不十分なので自白をさせられるかという場面で、「君が自白したら刑が軽くなるよ、しかし君が自白しないで相手が自白したら罪が重くなるよ。」と言われて悩む囚人。本当は、2人とも自白しなければ両方が無罪になるかもしれないのに、相手が自白するのではないかと考えて自白をしてしまう、という筋書きです。自分のことしか考えない人がいると、どうしても悪循環に陥ります。
さて、タクシー運賃にも飛行機国際線の燃油サーチャージや電気・ガス料金のような燃料代での補正制度があればいいのですが、これからは値上げという選択は難しくなるでしょう。
値上げからまだ1週間経ちませんが、まだまだ悩みは続きそうです。
Posted by さだ at 2007年12月07日 23:23 │Comments(1)
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タクシーの値上げが始まりましたね。
先日、子どもを連れて八幡の自宅から小倉までタクシーで行ったのですが、値上げを実感しました。
乗り物の運賃って、スーパーで色々な物を買う中の一つが値上げしているのと違い、唯一の商品(タクシー代)に対して支払うから、値上げなどはとても実感しやすい(?)ですよね。
しかし、タクシーの値上げは理由もちゃんと納得できるし、子どもを乗せることもあって、値上げをせずに安全面に問題が出てくる方がもっと困るので、致し方ないのかなと思います。
困るのは、致し方ない値上げに便乗して値上げしてくる物やサービスです。
これは本当にどうかしてほしいなと一主婦として思う今日この頃です。
Posted by 43 2007年12月12日 00:35