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札幌地区のタクシー値上げ後の状況から

昨年12月17日(北九州は3日)に運賃を値上げした札幌地区のタクシーの売り上げが今年1月以降、3カ月連続して前年同月を下回ったという。札幌地区のタクシー運賃は初乗り料金が600円だった小型車が650円に改定された。
 1日平均の売り上げは前年同月比で▽1月98・59%▽2月98・35%▽3月92・73%――と月を追うごとに減少傾向を強めている。値上げに伴う客離れに加え、今冬は雪が少なく、雪解けが早かったことも響いたという。乗務員の待遇改善を名目にした運賃値上げだったが、乗務員の給与水準はむしろ下がる傾向にあり、値上げが裏目に出た形になっている。
 国土交通省はタクシー各社に値上げ後6カ月時点で乗務員の待遇改善状況を報告するよう求めているが、さてこういった場合はどうなるのでしょう?
 値上げ後の状況を踏まえて、今後どうするかという議論をしないで、ただ「待遇改善状況を報告しなさい」というだけの「子どもの使い」はもうそろそろ何とかならないものだろうか?タクシー事業者も時代遅れなら、国土交通省も時代遅れと言っていい。
 値上げにより十分な効果があったのなら、それをどう乗務員にも還元していくかのチェックは必要でしょう。でも、本来の値上げ効果が全くないのに、同じ議論にはならない。安易な値上げを認めた国にも責任があると、私は思います。
 申請から1年も時間があったのだから、「どういった値上げが有効か?こんな手もある、あんな手もある。もし、値上げの効果がなかったら1年後はこういった手を打っていこう。」などという議論が何故できなかったか?今の値上げの審査手続きは、今の時代に合っていないのだと私は思います。

Posted by さだ at 2008年05月09日 18:43 │Comments(0) | TrackBacks (0)
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