橋本知事と私の会社
大阪の橋本知事が大幅な財政改革を示し、「これをしたからといって皆さんの生活が良くなるわけではありません」と言った。要するに、「市民の生活が良くなることのない改革」をしていかねばならない状況で知事になったと言える。
うちの会社でも、古くから勤めている従業員は「昔の社長は良かった」と私には聞き飽きたことをこぼしているという。それはそうだと思う。私が社長を引き継いだのは平成3年8月で、まさにバブルが弾け坂を転げ落ちるしかなかったからだ。
タクシー部門だけで考えて、今頃やっと売り上げだけはバブルの頃の水準に戻してこれたが、経費の内容がまったく違う。20年ほど前と売り上げが一緒でも、今の経費では利益は全く出てこない。
厚生年金保険料の推移を調べてみた。男子の場合、
昭和44年 6.2%
昭和51年 9.1%
昭和60年 12.4%
平成3年 14.5%
平成8年 17.35
平成16年 13.93%(総報酬制)
昭和29年 18.3%(予定)
平成15年4月から賞与分まで含めて総報酬制へ移行したため比較がしにくいが、昭和51年から平成8年で約倍額になっていて、8%近く上昇している。社員と会社が折半だから、会社負担は4%上がったことになる。
タクシー会社の人件費率は、80%も占めるので、厚生年金保険料だけでも売り上げの3%以上の経費負担増になる。言い換えると、3%の経常利益率だったとすると、これだけで赤字になっていくことになる。
他の物価もいろいろと調べていくと、「これは同じ売り上げでは到底無理」との結論になった。このあたりのことを全ての社員に説明すべきなのだが、理解してくれないだろうなあ。
Posted by さだ at 2008年06月08日 21:02 │Comments(0)
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