タクシーの構造改善計画
売上の減少があるなどとして特定特別監視地域に指定された北九州交通圏などは、9月末までに「タクシー事業の構造改善計画」を提出しなければなりません。ややこしいのは、この改善計画の作成者は事業者団体であるという点で、こちらでは北九州タクシー協会ということになります。
記載項目のモデル案というのが、全国ハイタク連合会から示されていて、タクシーサービスの充実・向上というテーマでは、
・ 禁煙車の導入を図る。
・ 需要の喚起策、社会的弱者に対する割引制度を検討する。
・ 事業者のレベルアップを図るため事業者ランク制度を検討する。
・ 地域密着型生活支援サービスとして、乗合タクシー、ケア輸送を推進する。
・ 飲酒運転防止の観点からタクシー代行の推進・拡大を図る。
などと5ページにわたって事例が書いてあります。
それぞれを見ていくと、もうすでにどこかの会社が取り組んでいる事例が多く、これを協会としてどう計画していくのか、とても悩むところです。協会には会員に対しての拘束力がなく、会社の考え方のレベルもかなり温度差があります。
今日は、このことの会議でリード役をしたのですが、「時間もないしできそうな項目を適当に並べるしかないか」と考えてしまいました。「この際業界が良くなるような積極的な取り組みをしたらどうか」というような前向きな意見もありましたが、会議に出ていない大半の会社のことを考えると、一部の役員が一生懸命考えてもどこまでできるのか、先が見えないと思うととても気が重くなります。
そもそも、こういった改善計画を実効あるものにするためには、各事業者にも何らかの義務を課さないといけないと思うのです。今回、強制力をもたない協会に下駄を預けたのは、国土交通省自体が実効性を求めていないのだろうか、と真意がつかめないでいます。
ちょっと、自動車部長にでも意見書を出して見ようか、な。
Posted by さだ at 2008年08月20日 22:12 │Comments(0)
| TrackBacks (0)
社長ブログのTOPへ │前の記事
■トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ainoritaxi.com/mt/mt-tb.cgi/634
■この記事へのコメント
■ご意見・ご感想はこちらから