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法令遵守が優先されない報道とは?

12日の西日本新聞に「男たちの“出産”遠賀タクシーの挑戦」という記事が載っていました。連載となっているのでシリーズで掲載されるようです。
 この記事の中で一番問題なのは、4月8日付けの“ZOC領収書”がそのまま掲載されている点です。去る3月25日でもって、ZOC運賃は1年間の認可期間が終了しています。何故終了したかは別にして、現在は認可切れの状態です。この認可切れの領収書を新聞が掲載したという点は、業界内部でも大きな問題になっています。
 運輸当局は、認可が切れた以降もこの運賃を適用しているかの証拠を収集しないと処分ができないと言っていました。新聞やテレビが「まだやってます」と報道するだけでは足りない、とも言っていました。しかし、こうやって領収書まで出されて、運輸局は相当困惑している模様です。
 顧客サービスかコンプライアンスか、どちらが優先するのでしょうか?それは、あきらかにコンプライアンスが優先するというのが王道であり、報道の優先事項でもある筈です。
 この業界に入る前の話で、成田空港に行くのに電車が満席で、ちょうど声をかけられた白タクにお世話になったことがあります。この白タクに助けたれたとは思いましたが、だからと言って新聞が取り上げて応援するのでしょうか?
 報道する上で「法令遵守」が前提にないというのは、私には理解ができません。

Posted by さだ at 2009年04月14日 18:07 │Comments(2) | TrackBacks (0)
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この問題の一番のポイントは、遠賀タクシーがマスコミを使って堂々と違法営業を白日にさらしながら、このブログのご主人を例外に、タクシー業界が正面から反論しないことです。反論といっても、法治国家だから違法営業を直ちになくすよう、九州運輸局に圧力をかける、というだけでは、遠賀タクシーはじめ、西日本新聞、日経新聞らネオリベラリスト集団の術中にはまります。では、どうするか。事業者の創意工夫の汗は認めた上で、利用者を盾にしただけの持続可能な生業ではない、と論駁するしかないでしょう。この論駁のためには、おそらくタクシー事業のあり方そのものが関わりますから、相当力技が要ります。論駁できなければ、降参する、という結論になります。今のタクシーだって、持続可能な正業と思う人はたくさんいますよ、遠賀タクシーのようなやり方をしなくたって! 目立たないが地道に努力を続けるタクシー会社が胸を張って頑張ろうという気持ちにさせる結論を待っています。

Posted by ブラック・K 2009年04月15日 16:50


なんで遠賀タクシーが善玉で、なんでその他のタクシー会社と九州運輸局がいつも悪玉になるのか――ここはじっくり考えたほうがいい。そうしないと、この構図は永遠に変わらない。いつも、してやられることになる。ブラックさんが言うように、持続可能な正業かが問われると思う。虚業じゃダメだ。遠賀タクシー商法がタクシーを瞬間変革させると錯覚させる虚業か、歴史に名を残す正業か、一回、やってもらうのも手かもしれない。長続きしないと思えるが。その他のタクシー会社の強みは、戦後60年の経験と知恵を背負っているということだ。革新派はそれが足枷なんだよ、と言うが、歴史を馬鹿にしてはいけない。物事には現在の成り立ちに至った必然というものがあるのだ。それを無視するところに持続性は生まれないと考えるがいかがか?

Posted by マチス・K 2009年04月16日 10:29



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