ワードロップの均衡原理
交通ネットワークを考えるときに、ワードロップ(Wardrop)の均衡原理は知っていないといけません。

図のように、A点とB点を結ぶ道路が2つある場合に、
1)ルート1とルート2の所要時間が等しくなるように交通量は配分される(利用者最適)。
2)ルート1とルート2を合計した総所要時間(あるいはコスト)は最小となっている(システム最適)。
という原理です。ただし、このことが成立するための前提として次のことが必要になります。
1)すべての利用者は常に移動時間を最小にするように行動する。
2)利用者は常に利用可能な経路について完全な情報を得ている。
このワードロップの原理を使って、例えばルート1の道路の拡幅工事をしたらどうなるか、あるいはルート2が高速道路の場合にその料金をどう設定したらいいか、などという問題を解くことができます。
北九州市でも、あちらこちらで不要な道路工事があるように思われますが、交通ネットワーク上の検討をしたのでしょうか?かなり疑問が沸くような事例があります。
私が少し勉強したネットワークの考え方について、少しずつ説明していきたいと思います。
Posted by さだ at 2009年06月21日 21:54 │Comments(0)
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