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福岡エムケイ運賃延長と運輸局の迷走

福岡エムケイの初乗り500円運賃期限が、再度2ヶ月延長されました。
 2月10日に九州運輸局が、福岡エムケイに対して運賃値上げを指導し24日までの期限だと言っていたのに対し、福岡エムケイが福岡地裁に運賃継続を求める仮処分を申し立てていました。恐らく、同運輸局は裁判所からの質問に対しての時間が必要な事情から、3月24日までの延長をしたものと思われます。ここで、再度の延長というのは、裁判所に対して余程苦労しているのでしょう。
 元々は、前政権時に成立したタクシーの特別措置法で、運賃に関しての規制が強化されたことからの運輸局の判断です。平成14年に規制が緩和されてからは、安い運賃に対しての歯止めができなかったので、特措法で運賃をある程度の幅まで集約しようというものです。特措法は、衆参両院の全員が賛成するという“重み”のある法律ですが、そのことが裁判所まで届いてないのかもしれません。
 裁判官の中で、タクシーの事情に詳しい方は少ないだろうと思います。本当は、特措法に至るまでの様々な議論を理解していただかないと、「何故値上げを強制しなければならないのか?」ということは理解できないでしょう。「事業者が努力して安く提供できて何が悪い」と思うのが普通だからです。しかし、タクシーの事業特性、賃金体系や労働条件などをいろいろと議論した結果が特措法であり、それを一から説明していかねばならないでしょう。
 特措法をバックに戦いに臨んだ運輸局が、この裁判で負けるようなことがあったら、特措法が何の効力を持たない法律に落ちる時だろうと思います。
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Posted by さだ at 2010年03月24日 08:40 │Comments(0) | TrackBacks (0)
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