ケア輸送委員会ーその1

今日は、全タク連の「ケア輸送委員会」に出席するために東京に来ています。
思い起こせば、介護保険制度が始まった平成12年には、まだこのケア輸送委員会はなくて、有志で厚労省に掛け合ったりしたものです。必要な時になくて、今はそこまで大きな存在意義がないものの、惰性で運営しているという雰囲気もあります。福祉輸送を任されている団体として、もう少し早くから力を持っていたならば、介護保険部会へのもぐりこめていたかもしれないと思うと、残念なような気がします。このケア輸送委員会では、介護保険行政にはほとんど力を見せることができないと言っても過言ではないと思います。
当初は、乗降介助分野では、北九州が全国を引っ張っていたという自負もありましたが、今はどこが先進的なのでしょうか?それぞれの地域で、介護タクシーが盛んな所、NPOが強いところ、民間救急が盛んなところ、患者限定事業者が多いところと、いろんな特徴があります。
せめて、各地域なりで、このケア輸送委員会が主体となって、移送に関するシンポジウムでも開いていく行動力があったら、もっと世間にアピールできるのにと思います。タクシー業界は、もっと市民に対して訴えていく努力が必要なのだろうと思います。

さて、肝心の会議の中身ですが、国交省の新輸送サービス対策室の担当官から「タクシーのバリアフリーについて」1時間ほど講演がありました。バリアフリー新法において、平成22年までに福祉車両を18,000台とする目標が掲げられていましたが、結果的には11,000台程度であり、達成は無理な状況です。当初から、何のインセンティブもない中では無理だと思われていたので、当然の結果です。今度は、平成33年までの目標を設定する予定だということです。

次に、日産自動車から、バリアフリータクシーの開発状況について、パワーポイントを用いて説明がありました。これは、一般のタクシーでも、車椅子専用車としても使えるタクシーの開発です。「みんなのタクシー」として、東京モーターショーでも展示された車です。いよいよ今年中に発表し、来年から販売になるということで、ちょっと期待したいところです。
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Posted by さだ at 2010年09月07日 17:00 │Comments(0)
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